小商いから見つめる地域の未来 「第20回 ソウゾウの森会議」を開催します

Event受付中#COI-NEXT#ソウゾウの森会議#秋田

自分らしい生き方を想像し、秋田という風土のなかにおける暮らし方と働き方を創造する人々が集う場として2022年、「ソウゾウの森会議」がスタート。第20回は五城目町を舞台に、「小商いから見つめる地域の未来〜これから10年の“朝市”を考える〜」をテーマに開催します。

五城目町では、530年にわたり朝市が続いてきました。モノを売るだけでなく、人と人が出会い、言葉を交わし、つながりが生まれる。やってみたいことや得意なことを形にしてみる、そんな小さな挑戦が重なり合い、暮らしの風景をつくってきました。
この10年は、そんな朝市を続け、進化させようと「ごじょうめ朝市plus+(朝ぷら)」の試みも誕生しました。でも今回は、歩みを振り返るというよりも、「じゃあ、次の10年はどうする?」をみんなで一緒に考える時間にしたいと思います。

今回のゲストは、東京の西国分寺で「クルミドコーヒー」や「胡桃堂喫茶店」を営み、そこから出版・地域通貨・哲学カフェなど多彩な営みを紡ぐ、影山知明さん。著書に 『ゆっくり、いそげ』『大きなシステムと小さなファンタジー』 があり、カフェなどの場から、人や地域の可能性がゆるやかに芽吹き、広がっていく仕組みを実践されています。その思想と取り組みは、五城目の朝市が大切にしてきた“小商いの温度感”とも響き合います。

五城目の朝市に影山さんのまなざしが重なることで、どんな新しい視点やアイデアが生まれるのか。
この場をきっかけに、次の10年を、ともに見つめていきませんか。

また、第20回ソウゾウの森会議には、フィンランドから森林資源を活かした事業づくりに取り組んでいるゲストも参加します。フィンランドでの小商いについても学べる機会になるでしょう。

五城目朝市とその周辺を歩き、地域で挑戦する人たちの声に触れ、ゲストや参加者同士で語り合う。
歩いて感じ、語って深める――そんな一日。暮らしと仕事のあいだにどんな可能性があるのか。地域の人たちがこれからどんな風に交わり、新しい営みを紡いでいけるのか。五城目の朝市から、未来への一歩を踏み出します。

第1部は、朝市のまち歩き。この日は「ごじょうめ朝市plus+(朝ぷら)」の開催日! にぎわう朝市通りを、「五城目朝市わくわく盛り上げ隊」のガイドで散策します。530年の歴史と朝市の雰囲気を味わいながら、この通りで生まれた新しいお店や取り組みも訪ねてみましょう。挑戦する人たちの声に耳を傾け、五城目の暮らしと小さな挑戦が交差する朝市の“いま”に触れる時間です。

第2部は、場所をBABAME BASE(五城目町地域活性化支援センター)に移して、対話の時間。まずはゲストの影山知明さんに、人や地域の可能性を育んできた実践について、たっぷりお話を伺います。続いて、五城目朝市わくわく盛り上げ隊や朝市通りで挑戦を続ける仲間たちも加わり、「次の10年をどうしていくか」をテーマに、みんなで未来を描きます。

「暮らしの中で、私たちはどんな仕事をつくっていけるのか」
「朝市のような場を、これからどう育てていけるのか」

影山さんの実践や思想にも触れながら、地域の人同士、世代や立場を越えて自由に語り合います。

「自分ならどんな挑戦をしてみたいだろう」
「自分の暮らしに、こんな場があったらどうだろう」

そんな気持ちを持ち帰り、自らの地域ではじめるきっかけになる、第20回ソウゾウの森会議です。

ゲスト

影山 知明

クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主

1973年、東京・西国分寺生まれ。東京大学法学部卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー社を経て、独立系ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。2008年、生家を建て替え、こどもたちのためのカフェ「クルミドコーヒー」を開業。2017年には、2店舗目となる「胡桃堂喫茶店」をオープン。店を拠点として、まちの仲間と共に、クルミド出版、クルミド/胡桃堂の朝モヤ、地域通貨ぶんじ、ぶんじ寮、ぶんじ寮じちかい等を事業化。開かれた場づくりから、一つ一つのいのちが大切にされる社会づくりに取り組む。著書に、『ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~』(大和書房)。『大きなシステムと小さなファンタジー』(クルミド出版)。

ホスト

五城目朝市わくわく盛り上げ隊

五城目町で530年以上続く朝市の魅力を次世代へ伝え、続けていくために、2014年に地域住民や当時の地域おこし協力隊によって結成。町と連携して「ごじょうめ朝市plus+(朝ぷら)」の立ち上げ・運営を支え、魅力発信や広報活動、出店サポートなどを実施。誰もがチャレンジできる場づくりや、暮らしの中にある小さな商いの可能性を探り続けている。

イベント概要

開催日2025年9月27日(土) 10:00 – 16:30(9:30 第1部受付開始)
10:00〜12:00 第1部 朝市フィールドワーク
12:00〜13:30 ランチ交流会
13:30〜16:30 第2部 会議(トークセッション+対話)
参加費第1・2部:無料
懇親会:1,000円(ビュッフェ)
定員40名
プログラム第1部 フィールドワーク (9:30 受付開始)
10:00 – 11:45 “朝市”散策(周辺施設含む)
11:45 – 12:00 移動、BABAME BASEへ
12:00 – 13:30 ランチ交流会@ポコポコキッチン(BABAME BASE)
        ※第2部からの方も参加可能です
        ※フィンランドチームからのプレゼンテーション含む

第2部 会議 (13:00 受付開始)
13:30 – 13:40 ソウゾウの森会議について
13:40 – 14:10 ゲストプレゼンテーション
14:10 – 14:50 クロストーク
14:50 – 15:00 休憩
15:00 – 16:15 ディスカッション、全体共有
16:15 – 16:25 まとめ
16:25 – 16:30 クロージング・写真撮影
会場第1部
会場: 朝市ふれあい館(五城目朝市通り内)※集合場所
住所: 秋田県南秋田郡五城目町字下タ町182
MAP: https://maps.app.goo.gl/rxw4oY3xoTvYApnm7

第2部(懇親会含む)
会場: BABAME BASE(五城目町地域活性化支援センター)
住所: 秋田県南秋田郡五城目町馬場目蓬内台117-1
MAP: https://maps.app.goo.gl/6PJoo5b6P1YiKR1k7

アクセス:
[車の方]
・第1部:駐車は「五城目朝市駐車場」をご利用ください
・第2部:駐車は「BABAME BASE」敷地内にスペースがあります
・第1部会場からの移動はご自身の車でお願いいたします

[公共交通機関の方]
五城目町内の移動手段は運営で手配します
・第1部から参加の方
 五城目町までは以下の電車およびバスをご利用ください
 電車:JR秋田駅 8:52発 → JR八郎潟駅 9:26着
 バス:JR八郎潟駅 9:31発 → 五城目バスターミナル 9:47着
・第2部から参加の方
 五城目町までは以下の電車およびバスをご利用ください
 電車:JR秋田駅 10:50発 → JR八郎潟駅 11:18着
 バス:JR八郎潟駅 11:32発 → 五城目バスターミナル 11:48着
    →運営の手配するタクシー等でお迎えに上がります
・終了後
 JR八郎潟駅までタクシー等でお送りします(16:45 BABAME BASE発)
 JR八郎潟駅 17:08発 → JR秋田駅 17:42着
お問い合わせ先国際教養大学
応用国際教養教育推進課
MAIL:research@aiu.ac.jp
TEL:018-886-5905
主催秋田 COI-NEXT拠点 ソウゾウの森会議
主催:公立大学法人国際教養大学
共催:株式会社Q0
運営:一般社団法人ドチャベンジャーズ
連携:公立大学法人秋田県立大学、公立大学法人秋田公立美術大学

会場情報

Q0 Letter

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