Q0トークイベント Vol.8「地域で創り紡ぐ、実験と共創の可能性」

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「地方と都市の“あいだ”」へと眼差しを向けるQ0は、実践的な取り組みのもと成長可能な事業を作り、地域の可能性を開拓していくことで、環境やサステナビリティをはじめとする社会の諸課題を解決する糸口を探っています。

その一環として、来る12月10日(水)には、今注目すべき課題や気になる事案に関して様々なゲストをお呼びしトークイベントを開催いたします。今回のイベントは「地域で創り紡ぐ、実験と共創の可能性」がテーマです。

多くの地域が活性化への解を模索する現代において、全国各地に点在する共創空間は経済性や地域・社会にインパクトを起こす可能性を秘めた場として注目されています。そこで、商業・スポーツ・教育など、各分野に特化した共創空間に携わるゲストをお招きし、各プロジェクトが持つ地域文化を背景とした固有性や、持続可能性のある場づくりの工夫を深堀していきます。

▼こんな方におすすめ

・地域の共創が循環する場づくりを検討している方
・地域住民・企業・自治体を巻き込んだ取り組みをしたい方
・地域の“見えにくい資源”に光を当てたい方

プログラム

17:00-17:10 ご挨拶

林 千晶

株式会社Q0 代表取締役社長

花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022 年まで代表取締役・会長を務める。退任後、株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。グッドデザイン賞審査委員、経済産業省「産業競争力とデザインを考える研究会」などを歴任。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す「株式会社飛騨の森でクマは踊る」取締役会長も務める。

17:10-18:10 プレゼンテーション

「地域をつなげる、絆のスタジアム。」をコンセプトに掲げる、いわきFCの新スタジアム構想とは? 地域に開かれた大学の共創空間「ComoNe(コモネ)」が運営において大切にしていることは? 長く愛された既存の建築物に「共創」をインストールするには? 地域における共創空間の立ち上げ、資金面での苦労は? ——全国各地で独自の共創空間を立ち上げ、運営する実践者の方々に、そのアイデアと課題、ビジョンなどをお話しいただきます。

登壇者

大倉 智

株式会社いわきスポーツクラブ 代表取締役

1969年川崎市出身。東京・暁星高で全国高校選手権に出場、早稲田大で全日本大学選手権優勝。日立製作所(柏レイソル)、ジュビロ磐田、ブランメル仙台、米国ジャクソンビルでプレーし、1998年に現役引退。
引退後はスペインのヨハン・クライフ国際大学でスポーツマーケティングを学び、セレッソ大阪でチーム統括ディレクター、湘南ベルマーレで社長を務めた。
2015年12月、株式会社いわきスポーツクラブ代表取締役に就任。

松井 創

株式会社ロフトワーク Chief Layout Officer

空間と都市、内と外の両面から「場」をデザインするプロデューサー。
「ハード(空間)」と「ソフト(企画・運営)」を統合し、共創施設や公共空間、ワークプレイスの企画から運営までを一貫して手がけている。
これまでに、100BANCH、SHIBUYA QWS、AkeruE、ComoNeなど、社会実験的な場づくりを多数プロデュース。当事者、地域、企業など異なる立場の人々が交わり価値を共創する環境を設計し、「関係性を育てる建築」やエコシステム(共創構造)のあり方を探求している。

森田 祥子

MARU。Architecture 共同主宰

1982年茨城県生まれ。2008年早稲田大学大学院修了後、2010年にMARU。architecture設立しつつ、NASCAにて小学校等の公共施設を担当。2013年より高野洋平と共同主宰開始。

高野 洋平

MARU。Architecture 共同主宰

1979年愛知県生まれ。2003年千葉大学大学院修了後、佐藤総合計画勤務にて図書館等の設計を担当。2013年より森田祥子とMARU。architectureの共同主宰開始。

MARU。architectureでは公共施設建築の設計やプロポーザルに取り組みながら、花重リノベーション等の町に開かれた改修設計にも取り組む。日本建築学会作品選奨やBCS賞などを受賞。

横瀬 元彦

株式会社Q0 パートナー/経営企画

事業企画室京都大学大学院工学研究科修了後、日建設計に入社。建築の企画・運用に関するマネジメント業務に従事し、日本政策投資銀行グループへの出向を経て不動産金融の実務も経験。
その後、社内新規事業として、遊休不動産の利活用や既存建築の環境改修を通じて価値向上を目指す「ゼノベ」プロジェクトを立ち上げ、現在も推進中。
近年は、都市や不動産を通じた社会課題の解決にも取り組んでおり、地域に眠る資源の再生や環境改修による価値創出を軸に、社会的インパクトファンドの立ち上げを構想。地方銀行や大手金融機関と連携しながら、持続可能な地域を支える新たな投資と仕組みづくりに挑戦している。

18:10-19:10 クロストーク

プレゼンテーションで挙がったトピックをもとに、地域やコミュニティを巻き込んで共創空間をローンチするまでの過程、共創を持続させるための仕組みづくりや運営の工夫、課題解決のための糸口などを横断的に語り合います。質疑応答も予定していますので、登壇者に聞いてみたいことがある方はぜひご参加ください。

モデレーター

西 寛子

株式会社Q0 アーキテクト

1997年川崎市生まれ。日建設計入社後、建築の設計業務に従事し、複合施設やデータセンター、コンペ等の設計を担当。インテリアの面では、社内初の共創空間であるPYNTの改修や最新本を閲覧できる社内新規図書コーナーの設計に携わる。
2025年4月からQ0に加わり、上の山放牧場を中心とした活動に取り組みながら持続可能な畜産の方法を模索している。

イベント概要

開催日2025年12月10日(水)17:00-19:10
プログラム17:00-17:10 ご挨拶
 林 千晶(株式会社Q0 代表取締役社長)

17:10-18:10 プレゼンテーション
 大倉 智(株式会社いわきスポーツクラブ 代表取締役)
 松井 創(株式会社ロフトワーク Chief Layout Officer)
 森田 祥子(MARU。Architecture 共同主宰)
 高野 洋平(MARU。Architecture 共同主宰)
 横瀬 元彦(株式会社Q0 パートナー/経営企画)

18:10-19:10 クロストーク
 大倉 智(株式会社いわきスポーツクラブ 代表取締役)
 松井 創(株式会社ロフトワーク Chief Layout Officer)
 森田 祥子(MARU。Architecture 共同主宰)
 高野 洋平(MARU。Architecture 共同主宰)
 横瀬 元彦(株式会社Q0 パートナー/経営企画)
 西 寛子(株式会社Q0 アーキテクト)
場所パレスサイドビル5F 日建設計
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1丁目1−1
東京メトロ「竹橋駅」1b出口から直結
参加費無料
定員50名
締切12月 5日(金)17:00
主催株式会社Q0共催株式会社ロフトワーク/株式会社日建設計
ご注意・申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
・申込締切後、当選となった方に改めてご連絡致します。
・参加者の皆さんの写真や議論の内容は、後日Q0 Webサイトに掲載する場合があります。
・参加者の方からイベントの進行を妨げるような行為があった場合は、イベントから退出していただく可能性があります。
・競合他社の方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。

会場情報

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