富山県で活動している増山武さんに3つの質問!

増山さんの活動内容や、その活動を通して目指す姿についてインタビューしました!
Column#富山#サーキュラーエコノミー#資源循環

Profile

増山 武
増山 武(ますやま たけし)
(株式会社米三 常務取締役、合同会社dot studio一級建築士事務所 共同代表)

富山県富山市生まれ。大学、大学院では建築を専攻。卒業後、南カルフォルニア建築大学大学院にてデジタルデザインを中心とした理論と技術を学ぶ。TOM WISNCONBE ARCHITECTUREを経て、家業である創業174年の家具店、株式会社米三に就職。設計事務所dot studioを共同設立。新規事業担当として、デジタルマーケティングやEC事業の立ち上げの他、県産材のオリジナル家具ブランドの開発など事業を推進している。

Q:富山県で取り組んでいる活動について教えてください!

資源循環を体感できる複合施設「トトン」をオープンします。サスティナブルな家具や雑貨の販売に加え、家具工場に併設するリペア・DIYスペース、その他カフェやコワーキングスペースなどが併設します。家具の循環(回収/再生/販売)を中心に、捨てられるはずだったモノに新しい価値をのせる可能性を広げる場所になればいいなと考えています。富山から、人とモノとが出会い新しい暮らしを問い続けられる場、を目指しています。

資源循環を体感できる複合施設「トトン

Q:Q0と一緒にどんな活動をしたいですか?

林千晶さん(Q0代表取締役社長)とお話させて頂くと、まだぼんやりとしている事柄が、いつも明確になり、よし頑張ろう!という気持ちになります。何に悩んでいるかなど、詳細は話していないのですが、林さんが体験した事柄や経験を話されると、自分の考えている頭の中の解像度が明確になり、方向性と推進力をもらいます。Q0がつくるエネルギーの関わるミライと、トトンがつくる資源循環のミライとが、重なり一緒に発信のできる力強いプロジェクトが出来ればといいですね。

Q:その活動を通じて20年後に目指す姿を教えてください!

フィンランドの小さなアーティスト村、フィスカルスの話を教えてもらいまいた。かつて製鉄所で一時代を築いた村ですが、時代が変わり、今ではオフグリッドの家具工場があり、歴史ある建物や工場跡は、村に暮らすアーティストたちのアトリエ、ギャラリーになっているそうです。夏には、デザインイベントが開かれ、世界中の人々がこの小さな村を訪れます。Q0との活動を通じて、トトンを中心とした富山市問屋町が、富山らしいゆったりとした時間が流れると同時に、資源循環で世界から注目される場所になればいいですね!

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