Q0は、「地方と都市の“あいだ”」へと眼差しを向けることで、環境やサステナビリティをはじめとする社会の諸課題を解決する糸口を探ります。そして、実践的な取り組みのもと成長可能な事業を作り、地域の可能性を開拓していくことを目指しています。そして、今注目すべき課題や気になる事案に関して様々なゲストをお呼びしトークイベントを開催いたします。
今回のトークイベントでは、Q0が秋田県立大学・国際教養大学・秋田公立美術大学とともに10年かけてプロジェクト推進する秋田県に焦点をおき、秋田県という土地が抱えている課題や可能性について考え、課題解決に向けてどのようなサービスが必要か、幅広い視点で有識者の方々と議論します。
ゲストは、秋田県在住で「地域に住む人々の視点」に加え、文化人類学の「人や社会の営みを系譜として捉える専門家の視点」を持つ人類学者／秋田公立美術大学 准教授の石倉 敏明さん、「遠野物語」で知られる岩手県遠野市でプロデューサーとして活躍している、株式会社富川屋代表 富川 岳さんです。ファシリテーターはQ0代表 林 千晶が務めます。
登壇者・モデレーター
石倉 敏明
人類学者／秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻准教授
1974年東京生まれ。シッキム、ダージリン、ネパール、東北日本等でフィールド調査を行い、環太平洋の比較神話学、複数種をめぐる芸術人類学、アーティストとの共同制作をおこなう。2019年、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際芸術祭日本館展示「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」に参加。共著書に『野生めぐり 列島神話の源流に触れる12の旅』『Lexicon 現代人類学』『モア・ザン・ヒューマン マルチスピーシーズ人類学と環境人文学』など。
富川 岳
作家・プロデューサー／株式会社富川屋 代表
1987年、新潟県長岡市生まれ。広告会社にプロデューサーとして勤務した後、2016年に岩手県遠野市に移住。恩師との出会いで『遠野物語』の世界に戦慄し、深く傾倒。以来、民俗学をベースとした様々なプロデュースや創作活動を行っている。また、「張山しし踊り」にて郷土芸能の舞手としても活動中。平地人と山人の両面を持ちながら文化振興に励む日々をおくる。初の単著、自費出版『本当にはじめての遠野物語』が初版2,000部完売＆重版。
林 千晶
株式会社Q0 代表取締役社長
花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。グッドデザイン賞審査委員、経済産業省「産業競争力とデザインを考える研究会」などを歴任。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す「株式会社飛騨の森でクマは踊る」取締役会長も務める。
イベント概要
| 開催日 | 2024/4/4（木）16:00〜17:30 | 定員 | 100名程度 |
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| 場所 | オンライン | 配信 | Zoomウェビナー |
| 主催 | 株式会社Q0（キューゼロ） | 協力 | 株式会社ロフトワーク ／ 株式会社日建設計 |
| 参加費 | 無料 | ||
| ご注意 | ※プログラムは予告なく変更される場合があります。 ※イベントの様子は、Zoomにて生放送、レコーディングおよびアーカイブ配信されます。 ※当日の配信URLは申込いただいたメールアドレス宛に前日までにご連絡いたします。 ※お申し込み締め切りは定員を鑑みて予告なく実施する可能性があります。 ※参加者の方からオンラインイベントの進行を妨げるような行為があった場合は、 イベントから退出していただく可能性があります。 | ||
