2024年8月1日、山梨県立美術館附属デザインセンター(以下、山梨デザインセンター)のデザイン・ディレクター(以下、DD)に、Q0代表取締役社長の林千晶が就任しました。
山梨デザインセンターは、デザインの力を活かして豊かな地域社会を形成する「デザイン先進県」の構築を目指す同県が、2024年11月に県庁防災新館に開設するものです。同センターは県立美術館に附属し、包括連携協定を結ぶ多摩美術大学と密に連携するとともに、日本を代表するデザイナーを招き、専門的な知見を活かした各産業の高付加価値化や、地域・政策のデザインに取り組むことを目指しています。
11月のオープンに先立ち、同県は永井一史氏をチーフ・デザイン・オフィサー(CDO)に、深澤直人氏、柴田文江氏、林千晶をDDに委嘱しました。
Q0は、「地方と都市の“あいだ”」へと眼差しを向け、地域の企業や創造的なリーダーとコラボレーションを行いながら、持続可能な未来を目指した実験的なプロジェクトの企画および実装に取り組んできました。この度の山梨デザインセンター DD就任を機に、山梨県のデザインリサーチや、機織りやワインといった地場産業の高付加価値化などに取り組み、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造に貢献できるよう努めてまいります。