自分らしい生き方を想像し、秋田という風土のなかにおける暮らし方と働き方を創造する人々が集う場として2022年、「ソウゾウの森会議」がスタート。2023年6月24日、秋田県南部の美郷町で「水にまつわる物と者(モノ)」をテーマに、第7回ソウゾウの森会議が開催されました。ゲストに鳥居希さん(株式会社バリューブックス取締役)、溝渕由樹さん(ovgo Baker 代表)、梅澤高明さん(KEARNEY日本法人会長、CIC Japan会長、for Startups社外取締役)をお招きし、総勢45名の参加者とともに、美郷町の魅力を再発見する意見交換が行われました。
会議の前には「地のモノ紹介ツアー」と題し、美郷町のまちあるきが実施されました。参加者はキーワードが添えられたリストを手に、美郷町の地を歩き、町民と交流する貴重な時間を過ごしました。また、急遽開催されたバスツアーでは、美郷町在住の運転手によるガイドも行われました。
まちあるき終了後、今年4月に発足した「北のくらし研究所」にてソウゾウの森会議が行われました。同施設は、県内最初の町村合併により使われなくなった旧六郷町役場を再利用し、ギャラリーや工房が併設されたクリエイターインレジデンスです。
まちあるきで感じた美郷町の魅力と、未来をソウゾウする
会場は敷地内に生い茂っていた外来植物などで装飾され、お茶っこ(親しい人が集まって、話に花を咲かせること)のような落ち着いた雰囲気の中、会議が始まります。最初に、主催者である盛光瑠衣さんによる、美郷町のモノ紹介や、美郷町民サポーターの紹介が行われました。
続いて、副プロジェクトリーダーである林千晶(株式会社Q0 代表)のコーディネートのもと、「未来をソウゾウする者」として秋田県外から訪れた3名のゲストを紹介。トークセッションが行われました。
その後、参加者とゲストがそれぞれのテーブルに分かれ、それぞれの自己紹介や、美郷町の魅力について話す時間が設けられました。会議の中で、参加者は「まちあるき」で感じたことや美郷町へ実際に来て感じたことについて話し合い、「心地よいまち」についての意見交換が行われました。また、美郷町長も会場に訪れ、参加者に対してお言葉をいただくなど、第7回ソウゾウの森会議は盛況のうちに終了しました。
- テーマ
- 水にまつわる物と者(モノ)
- 開催日時
- 2023年6月24日(土)13:00-17:30
- 開催場所
- 北のくらし研究所
- 参加者
- 45名(サポーター・ゲスト含む)
- ファシリテーター
- 盛光 瑠衣
- 林 千晶(株式会社Q0 代表取締役社長)
- ゲストスピーカー
- 鳥居 希(株式会社バリューブックス 取締役)
- 溝渕 由樹(ovgo Baker 代表)
- 梅澤 高明(KEARNEY 日本法人会長、CIC Japan 会長、for Startups 社外取締役)
- 美郷町民サポーター
- 奥山 智佳等(北のくらし研究所 所長)
- 澁谷 和之(澁谷デザイン事務所、「やぶ前」創設者)
- 和井内 京子(北のくらし研究所クリエイティブディレクター、「やぶ前」創設者)
- 運営協力
- 北のくらし研究所
- 主催
- 盛光 瑠衣
- COI-NEXT「技術x教養xデザインで拓く森林資源活用による次世代に向けた価値創造共創拠点」
- 代表機関:秋田県立大学
- 幹事機関:国際教養大学、秋田公立美術大学、株式会社Q0
- 撮影協力
- 扇田 亮
- 株式会社アウトクロップ